大木 千恵子

おおき ちえこ

03年東北芸術工科大学映像コース卒業。「車は走らなくても、よかった。」(02)BACA-JA2002入選、山形国際ドキュメンタリー映画祭2003 特別プログラムにて上映。「つぶつぶのひび」(04)第27回東京ビデオフェスティバルにて大賞受賞。バンクーバー国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭等、海外上映される。


つぶつぶのひび

「つぶつぶのひび」19分/2004

納豆工場でバイトをしている私が、仕事って何だろう?と日々考える。
上空を行き交う飛行機が何だか 羨ましくてたまらない。
仕事しなくちゃ、ゴミを捨てなきゃ、パックにタレとカラシがちゃんと入ってるか見てなきゃ…ライン の上を流れ流れていく納豆のような毎日。
そんな日常から簡単に抜け出すことなんて出来なくて、でも、もがきながらも小さな答えを見つける。

車は走らなくても、よかった。

「車は走らなくても、よかった。」10分/2002

私の父親は多趣味だが、「車」に関しては、物心ついた時からずっと好きなようである。
父は、その趣味を家族の誰にも理解されないまま、突然1台の車を売ってしまった。
私は単純に驚いただけだったのだが、父にとって、それは、家族の誰も知らない一大決心であった。